PS5でオンラインゲームをプレイしようとしたものの、快適に遊べなくて困っていないでしょうか。
PS5でオンラインゲームをする際は、光回線のようにできるだけ高速な通信回線があったほうが有利です。
この記事ではジャンルごとの基準値や、速度が遅くて困っている場合の改善方法を解説します。
Contents
- PS5のオンラインゲームプレイに必要な「通信速度(回線速度)」とは
- PS5の最大速度(通信速度の最大値)
- PS5でオンラインゲームを快適にプレイするための通信速度(回線速度)の「目安・基準」はどれくらい?
- PS5のブロードキャストで配信するための通信速度(回線速度)の「目安・基準」
- PS5をリモートプレイするための通信速度(回線速度)の「目安・基準」
- 【PlayStation Plus】ストリーミングでゲームをプレイするための通信速度(回線速度)の「目安・基準」
- ネット回線の種類ごとの通信速度(回線速度)・Ping値の平均
- 【実測速度】実際にPS5をプレイ中の方の通信速度(回線速度)をアンケート調査中(随時更新)
- 【通信の安定性に関わるポイント】PS5の「NATタイプ」も重要な指標
- PS5のNATタイプを確認する方法
- PS5のNATタイプを改善する方法
- PS5のオンラインゲーム向きのネット回線はどれ?
- PS5で通信速度(回線速度)を測定・確認する方法
- 【PS5の通信速度(回線速度)が遅い場合】通信速度・Ping値を改善する方法(優先順)
- PS5でのオンラインゲームにおすすめの光回線
- PS4とPS5の通信速度(回線速度)の違い
- PS5の読み込み(ロード)時間短縮にはM.2 SSDの増設がおすすめ
- その他Q&A
PS5のオンラインゲームプレイに必要な「通信速度(回線速度)」とは
PS5でオンラインゲームをする際は、「通信速度(回線速度)」が速いことがとても重要です。
通信速度とはその名の通り、インターネットに接続した際に出るスピードのことです。
最大速度と実測速度(実効速度)の違い
通信速度(回線速度)には、「最大速度」と「実測速度」というものがあります。
最大速度は、設計上はここまで「出る」よという速度ですが、実際は様々なものの干渉を受けるため、最大速度で通信するのはまず無理です。
そこで重要になるのが実測速度(実効速度と言われることもあります)です。
実測速度は、実際に使った時に「出た」速度のことで、使う人の環境(有線なのか無線なのか、ルーターとの距離、住んでいる場所など)や、プロバイダの設備などによって変わります。
PS5にも「最大速度」があるので、のちほど解説します。
ダウンロード(下り)・アップロード(上り)・Pingの違い
インターネットの通信速度で重要な3つの要素は、ダウンロード速度、アップロード速度、そしてPingです。
ダウンロード速度は下り速度とも呼ばれ、ゲームソフトやアップデートファイル等のデータをダウンロードする速さです。
アップロード速度は上り速度とも呼ばれ、自分の作業内容や所有するファイルをネットワーク上に送信する速さです。
ダウンロード速度やアップロード速度は数値が大きければ大きいほど有利なので、できるだけ高い数値が出るように調整していきましょう。
そしてPingは、自分の行った操作が通信先のサーバーに送られてから返答が来るまでの間のことを言います。
Pingは「ms」という単位を付けて表記され、数値が小さいほど優秀になることにご注意ください。
重要なのはダウンロード(下り)とPing
PS5に限ったことではありませんが、オンラインゲームをするにあたって重要なのはダウンロード速度とPingです。
オンラインゲームをするにあたって、まずゲームソフトやアップデートのデータをダウンロードしなければいけません。
下り速度が遅いとゲームを始めるまでの待ち時間が長くなってしまうので、できるだけ速い状態である必要があります。
オンライン対戦自体にはそれほど下り速度は必要ありませんが、極端に遅い状態だと動きがおかしくなるなどの問題が生じることもあるので、やはり下り速度は速いことが重要です。
そしてPingは、数値が大きくなるにつれて自分の操作と画面上の動きのズレが大きくなり、快適に操作できなくなります。(ラグと呼ばれる現象)
PS5のオンラインゲーム環境を整える際は、下り速度とPingに注目し、できる限り良好な状態にしましょう。
FPSゲーマー必見!FPSプレイ時のPing値の目安・回線ごとの平均値~改善方法まで徹底解説!
PS5の最大速度(通信速度の最大値)
最大速度(対応規格) | |
---|---|
有線LAN | 最大1Gbps(1000BASE-T) |
無線LAN(Wi-Fi) | 最大1,201Mbps(Wi-Fi6) |
PS5の最大速度は、有線は1Gbps、Wi-Fi接続だと約1.2Gbpsとなっています。
↑は、各種ネット回線の実測速度データがわかるサイト「みんそく」で、auひかりの有線接続時とWi-Fi接続時の平均速度を調査した結果です。
どちらも同じ光回線(最大速度も当然同じ)ですが、有線とWi-Fiで実測速度が倍ぐらい違うのがわかります。
これはauひかりに限った話ではなく、多くの場合、Wi-Fiより有線の方が速いです。
PS5でオンラインゲームを快適にプレイするための通信速度(回線速度)の「目安・基準」はどれくらい?
PS5でオンラインゲームを遊ぶにあたっては速度やPingが重要です。
しかし具体的な基準がゲームソフトの販売メーカーなどから名言されているケースは、ほとんどありません。
公式発表はないので、ここからはPS5における一般的な通信速度やPingの目安を、ゲームジャンルごとに解説します。
FPS・TPS(APEX、VLORANT、CoD、フォートナイトなど)
ApexなどのFPSやフォートナイトなどのTPSゲームは、たくさんのプレイヤーで集まって対戦を行えるということで人気がありますよね。
FPSやTPSをPS5で快適に遊びたい場合は、可能であれば下り70Mbps以上・Ping値は10ms以下といった数値を目指しましょう。
たくさんのプレイヤーが集まってゲームを行い常時リアルタイムでの正確な画面操作が必要ということで、できるだけ速度が速くPing数値も小さめの方が安心です。
もしも下り速度1Mbps未満・Ping100ms以上など速度の状況が悪いと、キャラクターが瞬間移動する・画面が止まるなどの問題が発生して快適に遊べなくなりやすいです。
なお上り速度についてはオンライン対戦中はほとんど必要なし、下り速度も目安として70Mbps以上としていますが実際は1Mbps程度でもPingさえ10ms以下など良い数値であれば概ね快適です。
RTS(Iron Harvestなど)
RTSはリアルタイムで画面上のキャラクターを操作し、相手プレイヤーと戦うジャンルです。
RTSも常時通信が行われるため、できるだけ操作と画面の動きに遅延がないようPing10ms以下・下り速度も一応70bps以上など高速な状態を維持しておくのがおすすめです。
格闘ゲーム(ストリートファイターV SOULCALIBUR VIなど)
相手プレイヤーと1対1でリアルタイムにキャラクターを操作して戦う格闘ゲームでは、下り50Mbps以上・Ping10ms以下が快適に遊ぶための目安です。
1つの動きが勝敗を分ける格闘ゲームを快適に遊ぶには、Ping数値ができるだけ低いことが非常に重要となりますよ。
下り速度は対戦するだけならもっと遅くても概ね問題ないと考えられますが、定期的にバグの修正やキャラクターの追加などが行われるゲームも多いので下り100Mbps以上などある程度高速な環境を用意しておくのがおすすめですよ。
格闘ゲームはP2P型⇒プロバイダのP2P規制やIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6(v6プラスなど)のポート制限に注意
格闘ゲームでは、対戦相手の端末と直接通信し合う「P2P方式」が採用される傾向にあります。
P2P形式は特定の相手と高速で通信できるため、緻密な操作が求められる格闘ゲームに合った通信方式だから採用されやすいと考えられます。
しかしP2Pには難点もあり、個人用インターネット回線のプロバイダではP2P方式での通信時に速度を制限するP2P規制が行われることがある点に注意しなければいけません。
P2Pはファイル共有ソフトで大容量データの送受信に用いられることもあり、他のユーザーへの悪影響や違法データのやり取りといったトラブルに繋がる恐れがあるために規制されやすいです。
またP2P通信時はゲームに使う「ポート」(通信の出入り口のようなもの)が開放されている必要があるのですが、フレッツ光・光コラボのv6プラスなどで用いられる回線混雑を避けて高速通信が可能となるオプション「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」では、使用できるポートに制限があるため一部ゲームで対戦ができなくなる場合がある点も気をつけなければいけません。
MMORPG(ETERNAL、FF14、ドラクエXなど)
ETERNALなどのMMORPGでは、下り50Mbps以上、Ping50ms以下くらいの通信速度が快適に遊ぶための目安となります。
キャラクターの移動やチャット、コマンドの選択などがほとんどとなるRPGの場合格闘ゲームやアクションゲームほど緻密な操作は必要ないので、そこまで高速なネット環境である必要はありません。
アクション(エルデンリングなど)
その他アクションゲームを快適に遊ぶための通信速度の目安は、下り30Mbps以上・Ping10ms以下です。
アクションゲームの場合速度が遅いとラグが発生してうまく敵と戦えなかったり、画面が止まったりなどの問題が起こってしまう可能性があるので、できるだけPingの数値は低く抑えることをおすすめします。
その他ジャンル(スポーツ、レース、パズルなど)
その他のジャンルのゲームの場合、例えばスポーツやレーシング、オンラインストラテジーといったジャンルは下り50Mbps以上・Ping10ms以下くらいのネット環境がおすすめです。
パズルやデジタルカードゲーム、音楽ゲームは下り10Mbps以上・Ping50ms以下くらいでOKです。
PS5のブロードキャストで配信するための通信速度(回線速度)の「目安・基準」
PS5にはブロードキャスト機能があり、PS5本体とマイクを使用してゲーム実況の配信を行うことができます。
PS5に対応するカメラを用意すれば、ゲームで遊んでいる自分の姿を映しながらの実況プレイも可能です。
PS5でブロードキャスト機能を使う際に必要な通信速度については、とくに決まりはありません。
ゲーム実況では自分のゲーム画面等を全国の視聴者に届けるため、普通のオンラインプレイやゲームソフトのダウンロードと違い「上り速度」が非常に重要となりますよ。
PS5ではHD(720p)〜フルHD(1080p)の画質でゲーム実況配信が可能ですが、どちらもそこそこ画質が高いため安定した状態で配信するならある程度速い上り速度が求められます。
例えばYouTubeの場合通常のHD画質・720pならビットレート1,500〜4,000kbps対応→上り1.5〜4Mbpsが安定して出る必要があります。
最大画質のフルHD・60fpsでYouTube Liveを利用するなら4,500〜9,000kbpsのビットレート対応→上り4.5Mbps〜9Mbpsが常時出る状態でなければいけません。
さらにオンラインゲームをするのであれば、合わせてオンラインゲームを快適に遊べる下り速度が出ていたりPing数値が抑えられていたりすることも重要となるのでご注意ください。
PS5をリモートプレイするための通信速度(回線速度)の「目安・基準」
PS5は、リモートプレイにも対応しています。
リモートプレイではスマホやPCなどとインターネットを利用して、自宅にあるPS5のゲームを遊べる機能です。
リモートプレイをするには、PS5を置いている自宅等とゲームに利用するスマホやPCそれぞれがインターネットに繋がっている必要がありますよ。
リモートプレイについてはソニー公式サイトに「リモートプレイを行うには、上りと下りともに5Mbps以上の通信速度が必要です。」という明確な記載がありました。
ただし公式サイトの記載はあくまで最低限安定した状態で遊ぶために必要な速度だと考えられるので、できれば余裕を持って上下10Mbps以上などもっと速めの状態であったほうがより安心です。
またリモートプレイを外出先で行う場合、外出先・自宅のPS5ともにポケットWi-Fiやスマホの回線を使うなら速度制限に注意しましょう。
何時間もプレイしていると、通信量が契約している回線の上限を超えてしまい速度制限がかかって快適にゲームで遊べなくなる可能性があります。
スマホ本体での通信や、テザリングでPCやタブレットなどをインターネット接続するなら、定額で使い放題(※楽天回線エリア内のみ)の楽天モバイルがおすすめです。
【PlayStation Plus】ストリーミングでゲームをプレイするための通信速度(回線速度)の「目安・基準」
PS5では、PS Plusに加入している場合「ゲームカタログ」という特典を利用して、本体にゲームソフトをダウンロードせずストリーミングで、対応するゲームをプレイすることが可能です。
ゲームカタログのゲームをストリーミングで遊ぶにあたって必要な回線速度は、公式サイトの説明において1080pのフルHD画質で画面を表示するなら15Mbps以上必要とされていました。(上下の記載はありませんが、おそらく下り速度が15Mbps以上ならOK)
言い換えると速度が15Mbpsに満たなくてもゲームは遊べますが、画質は下がってしまうことにご注意ください。
また極端に速度が遅い場合はゲームプレイ自体もできなくなる可能性があるので、ストリーミングでゲームカタログのゲームを遊ぶ場合は15Mbps以上の速度が安定して出る回線をしっかり用意しておくことをおすすめします。
ネット回線の種類ごとの通信速度(回線速度)・Ping値の平均
様々なインターネット回線の速度やPing値の平均を調べたい場合は、「みんなのネット回線速度(みんそく)」を利用するのがおすすめです。
みんそく内のランキングページの右下を見れば、各回線タイプの平均値(直近3ヶ月)が表示されています。
執筆時点での各回線タイプの平均値データは、以下のとおりです。
回線 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
光回線 | 27ms | 256Mbps | 213Mbps |
ケーブルテレビ回線 | 42ms | 114Mbps | 15Mbps |
携帯キャリア | 58ms | 60Mbps | 15Mbps |
ホームルーター | 81ms | 45Mbps | 9Mbps |
格安SIM | 77ms | 35Mbps | 11Mbps |
モバイルルーター | 86ms | 32Mbps | 8Mbps |
ソフトバンクエアー | 66ms | 30Mbps | 5Mbps |
ADSL | 60ms | 9Mbps | 2Mbps |
見てのとおり、一番速いのは光回線でした。
【実測速度】実際にPS5をプレイ中の方の通信速度(回線速度)をアンケート調査中(随時更新)
ゲーム | APEX |
ネット回線 | フレッツ光 |
プロバイダ | OCN |
高速化オプション | なし |
速度 | 下り:180Mbps
上り:76Mbps |
Ping値 | 17ms |
上記速度でのプレイの満足度(5段階) | 4(満足) |
上記満足度の理由 | 現状の使い方で速度的に不満に思うことはありません。 現状のネット環境について記載させていただきます。 Wi-Fi常時接続⇒アレクサ端末3台(echo show 5×2台、Fire TV4K1台)、スマホ2台、ipad1台、NatureRemo1台(スマートホーム機器) 有線接続(使用時)⇒PC(自作PC)、PS5、 PS4、TV(SHARP AQUOS) MAXで使用した場合は11台ですが基本的に遅延等は一切ございません。 参考になれば幸いです。 |
【通信の安定性に関わるポイント】PS5の「NATタイプ」も重要な指標
安定した高速通信環境を構築して快適にオンラインゲームで遊ぶためには、NATタイプも重要となります。
NATタイプとは何か、そしてPS5におけるNATタイプの種類などについても詳しく解説します。
NATタイプとは
そもそもNATとはIPアドレス(端末ごとに設定されたネット上の住所のようなもの)を変換するための技術で、ゲームの場合全世界向けに設定された「グローバルIPアドレス」と自分の周りのみで使う「プライベートIPアドレス」を変換する技術がNATと呼ばれます。
NATがあるおかげで複数の端末で1つのIPアドレスを使えるようになるため、発行数の上限があり消費を減らす必要があるIPアドレスの節約ができます。
NATタイプはNAT超えのしやすさを示す指標です。
NAT超えとは
NAT超えはインターネットを経由して、他のプライベートIPアドレスを使用している機器と通信するしくみのことです。
PS5などでオンラインゲームを快適に遊ぶには、NAT超えがしやすい状態であることが重要となります。
PS5のNATタイプは「NATタイプ1~3」の3種類
PS5のNATタイプは「NATタイプ1」、「NATタイプ2」、「NATタイプ3」の3種類です。
NATタイプ1が最良、反対にタイプ3だと悪い状態となっています。
オープン モデレート ストリクトはNATタイプ1~3の別名
PS5のNATタイプは、それぞれ以下の別名もあります。
NATタイプ1:オープン
NATタイプ2:モデレート
NATタイプ3:ストリクト
ゲームによって表記が異なっているようなので、それぞれ対応する単語を覚えておきましょう。
自分のNATタイプによって接続相手にできるNATタイプも変わる
PS5では、自分のNATタイプによって接続相手に選べるNATタイプも変わってくることにご注意ください。
NATタイプ1なら1、2、3のプレイヤーと遊ぶことが可能ですが、NATタイプ2なら1または2とのみ遊ぶことが可能です。
NATタイプ3の人は1、3の人とのみ遊べます。
自分と友人のNATタイプが異なっている場合(自分がタイプ2、相手が3など)は、NATタイプを揃えないと一緒に遊べないのでご注意ください。
基本はNATタイプ2であればOK
NATタイプに三段階あるPS5ですが、基本的にNATタイプ2になっていれば問題はありません。
NATタイプ2でも、オンラインゲームは概ね快適に遊べるためです。
NATタイプ3なら要改善
NATタイプ3は通信環境が良くない状態なので、もしも確認してタイプ3になっていたらタイプ2以上に改善させておくことをおすすめします。
高い安定性を目指すならNATタイプ1にする
できるだけ最上クラスの通信環境で快適にオンラインゲームを遊びたい場合は、NATタイプ1の状態に改善させましょう。
NATタイプ1であれば通信環境には全く問題がないので、あとは安心してひたすらにたくさんのプレイヤーと戦ってゲームの腕を磨くことができます。
PS5のNATタイプを確認する方法
PS5のNATタイプは設定メニューのネットワーク→接続ステータスの表示で確認できます。
PS5のNATタイプを改善する方法
PS5のNATタイプは、様々な方法で改善させることができます。
主なNATタイプの改善方法を解説します。
【NATタイプ3だった場合】考えられる原因と改善方法
PS5でNATタイプ3になってしまっている場合、色々な原因が考えられます。
例えばONUに複数のルーターが接続されている「二重ルーター」状態だと通信が不安定になりやすいので、1台にまとめればNATタイプが2以上になる可能性がありますよ。
マンションやアパートのような共同住宅のネット回線も、建物の共同設備で適用されている設定などが原因でNATタイプ3の不安定な状態になってしまう場合があります。
自室専用に光回線を引く、契約しているプロバイダで個別に専用のグローバルIPアドレスを契約するなどの方法で通信を安定させてNATタイプを改善させることができますよ。
あとはルーター側で自動的に求められたポートの開放を行ってくれるUPnPという機能がオンになっていると、そもそも使えるポートが限られるv6プラス等の環境ではうまく通信できなくなることがあります。
UPnP機能をオフにすることでも、NATタイプを改善できますよ。
【NATタイプ1にしたい場合】ポート開放を行いNATタイプ1にする方法
まずはPS5やルーターを一旦再起動してみて、NATタイプが変わらなかったら設定を行ってみましょう。
PS5でNATタイプ1にするには、ルーターの管理ページの「ポート転送メニュー」で、以下の設定のポートを追加する方法があります。
TCP:1935,3478-3480
UDP:3074,3478-3479
他には、有線接続をしつつMTU値やDNSサーバー値を設定する手続きを合わせて行ってみるのもおすすめです。
フレッツ光・光コラボでv6プラスやクロスパスなどの「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」を利用しているとNATタイプ1にできない場合がある
PS5でNATタイプ1にするには、事前に特定のポートを開放する必要があります。
しかしv6プラスやIPv6オプション、transix、クロスパスといった「MAP-E」や「DS-Lite」などの技術が使われている「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」接続サービスを利用していると、ユーザーには一部のポートしか割り当てられません。
結果、NATタイプ1にするために開放しなければいけないポートが割り当てられずポート開放をできなくなってしまう場合があります。
ポート開放ができない場合はNATタイプ1にはできないので、とりあえずNATタイプ2を目指しましょう。
PS5のオンラインゲーム向きのネット回線はどれ?
PS5でオンラインゲームをするにあたっておすすめのネット回線は、一言でまとめると「光回線」です。
なぜ光回線がおすすめになるのか、解説します。
回線の種類ごとの通信速度(回線速度)・ping値比較
みんそくにおける各回線タイプの平均値を見ると、光回線が最もPing値が小さいことがわかります。
以下の表に、Ping値が優秀な回線タイプをランキング形式でまとめました。
回線 | Ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|---|
第1位 | 光回線 | 27ms | 256Mbps | 213Mbps |
第2位 | ケーブルテレビ回線 | 42ms | 114Mbps | 15Mbps |
第3位 | 携帯キャリア | 58ms | 60Mbps | 15Mbps |
第4位 | ADSL | 60ms | 9Mbps | 2Mbps |
第5位 | ソフトバンクエアー | 66ms | 30Mbps | 5Mbps |
第6位 | 格安SIM | 77ms | 35Mbps | 11Mbps |
第7位 | ホームルーター | 81ms | 45Mbps | 9Mbps |
第8位 | モバイルルーター | 86ms | 32Mbps | 8Mbps |
上下の通信速度が他の回線タイプと比べて速いのも、光回線でした。
通信速度(回線速度)が速くPing値が低いのは光回線
通信速度が速くてPing値が低い好成績な回線タイプは、光回線でした。
つまりPS5を一番快適に遊べるのは、光回線です。
光回線の中でも特に速度・Pingが良い回線はNURO光・auひかり・独自回線系
光回線も各社で、速度やPing値の平均値は異なっています。
ランキング形式で、おすすめの光回線の種類をまとめました。
平均ダウンロード速度 | 平均Ping値 | |
---|---|---|
1位:auひかり | 372.35Mbps | 17.59ms |
2位:NURO光 | 458.24Mbps | 12.09ms |
3位: 独自回線系 または IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6対応回線 |
486.72Mbps | 25.92ms (コミュファ光) |
※平均Ping値はみんそくの執筆時点におけるデータを元にしています。
数値は場所・環境・タイミングっても変わってきますが、上記の1位~3位の光回線の速度なら、どれも十分高速です。
料金の安さも含めて考えると、キャンペーンが充実していて安く使えるauひかりが一番おすすめです。
しかしauひかりは、主に西日本の戸建てで使えない場所があったり、対応していないマンションもありますので、auひかりを選べない場合はNURO光を検討しましょう。
その他、電力会社のグループ会社が展開する独自回線系の光回線は一部地域(例:コミュファ光は東海と長野のみ)で契約できます。
いずれも選べない場合は、「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」により回線混雑を避けて高速通信を行える回線を申し込みましょう。(ソフトバンク光など)
【34パターン網羅!】回線速度が速い&実質料金が安いおすすめ光回線ランキング
「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」でフレッツ光・光コラボが速くなる!その仕組みや種類~おすすめの対応回線まで完全ガイド!
NURO光・auひかり・独自回線系ならポート開放も可能⇒NATタイプ1にできる
PS5で最上位の通信環境であるNATタイプ1にするには特定のポート開放が必要ですが、NURO光やauひかり、その他eo光などの独自回線ならポート開放を行えます。
【特に格ゲーマー】P2P規制のないプロバイダ・回線を選ぶ⇒こちらもNURO光・auひかり・独自回線系ならOK
格ゲーの場合対戦相手と直接通信する「P2P方式」での通信となりますが、NURO光やauひかり、独自回線系ならP2P規制がないので安心です。
その他の回線だと契約しているプロバイダによっては、P2P規制により快適に対戦ができない場合もあるのでご注意ください。
WiMAXなどのモバイルWi-Fiやホームルーター・テザリングなどでPS5のオンラインゲームをするのは無理?
モバイルWi-Fiやホームルーターを使ったり、スマートフォンからテザリングしたりしてPS5のオンラインゲームをするのは難しいです。
モバイル回線を使ったサービスは、光回線などの固定回線と比べて接続が不安定で、安定した高速通信を行えません。
筆者は昔PS3をWiMAXで使っていましたが、ゲームでラグが頻発したり、接続自体が途切れてしまったりと大変大きなストレスでした。
しかも通信には速度制限があり、規定の通信量をオーバーするとスピードが更に落ちてしまいます。
そしてPS5のゲームソフトは100GB以上など大容量なものもあるため、WiMAXなどを使うと毎日速度制限で悩まされます。
PS5でゲームをするなら光回線を最優先、光回線が難しくてもケーブルテレビ回線などのような、通信制限がない回線タイプの契約がおすすめです。
PS5で通信速度(回線速度)を測定・確認する方法
PS5でどのくらいのスピードが出ているか知りたい場合は、通信速度を測定してみましょう。
主なスピードテスト方法を解説します。
PS5本体の機能(「インターネット接続を診断」)で測定する方法
①ホームを開く
②画面上部の「設定アイコン」(歯車マーク)を選択
③「ネットワーク」を選択
④「接続状況」を選択
⑤「インターネット接続を診断」を選択
⑥結果が表示される
表示項目の内容
- SSID⇒つながっているWi-Fiの識別番号(Wi-Fi接続時のみ使う)
- IPアドレスの取得⇒ローカルIPアドレスをPS5に割り振りできたか ※成功ならOK
- インターネット接続⇒PS5からインターネットに接続できたか ※成功ならOK
- PlayStation Networkへのサインイン⇒PSNへサインインできたか ※成功ならOK
- NATタイプ⇒NATタイプ1~3 ※NATタイプ1か2ならOK
- 通信速度(ダウンロード)⇒下りの通信速度 ※目安としては50Mbps以上ならOK
- 通信速度(アップロード)⇒上りの通信速度 ※目安としては10Mbps以上ならOK
PS5本体では、Ping・Jitter・パケロスなどは計測できないため、外部サイトで計測する方法についても説明します。
PC等のブラウザから外部サイトを利用して測定する方法
PS5にはインターネットブラウザが搭載されていません。
PS5本体以外から速度を計測したい場合は、同じインターネット回線に接続したスマートフォンやパソコンから「https://speed.cloudflare.com/」などのWebサイトを開きましょう。
PS5で直接計測した場合と比べると速度は多少ズレが生じると考えられるので、結果は目安として参考にしてください。
ゲームによってはプレイ画面でPing値などを確認できる場合も
最近のゲームソフトの中には、ゲーム画面等にPingや速度が表示されるものもあります。
遊ぶゲームソフトによっては、わざわざスピードテストをしなくてもゲーム上で数値を確認できる可能性があります。
【PS5の通信速度(回線速度)が遅い場合】通信速度・Ping値を改善する方法(優先順)
PS5の通信速度が遅かった場合は、様々な対処法を駆使して速度の改善を試みましょう。
主な改善方法を紹介するので、順番に試してみてください。
PS5本体を再起動する
PCと同様、PS5も長時間使い続けていると、動作が遅くなったり、ラグ発生の原因になります。
長時間プレイする時や、ラグが気になる時は、下記の手順で再起動を行いましょう。
PS5の再起動手順
コントローラー中央の「PSボタン」を押す⇒電源ボタンを押す⇒「PS5を再起動する」を押す
無線(Wi-Fi)接続⇒有線接続にする
無線接続は配線がスッキリして快適ですが、有線LANでの接続と比べて不安定です。
無線接続でPS5をインターネットにつなげている場合は、安定した通信ができる有線接続に切り替えましょう。
スペックの高いルーターに変える
無線LANルーターを高性能な機種に変えると、より高速で通信可能になるケースがあります。
遠くまで電波を飛ばせる高性能なアンテナが搭載された機種、無線接続をするならWi-Fi6対応の機種を選ぶなどしましょう。
カテゴリーの高いLANケーブルに変える
使っているLANケーブルが古いと、契約中のインターネット回線の性能を最大限に発揮できずにいる可能性があります。
LANケーブルを買い替えて、速度を改善させましょう。
例えば上下1Gbpsの光回線を使っているなら、1Gbpsに対応する「CAT5e」以降の規格のLANケーブルを使わなければいけません。
10Gbpsの回線なら、「CAT6e」や「CAT6A」以降の規格である必要があります。
(フレッツ光・光コラボの場合)接続方式をIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6に変える
現在フレッツ光や光コラボを契約している場合は、接続方式を「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」に切り替えましょう。
プロバイダごとに提供状況が異なるので、調べてみて自分の契約しているプロバイダが対応していたら、利用を申し込んで下さい。
対応するルーターを接続すれば、「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」で通信できます。
「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」なら回線混雑のポイントを避けて通信できるため、回線速度が高速化します。
ただしNATタイプ1にするのは難しくなるので注意
NATタイプ1にするには特定のポートの開放が必須ですが、「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」だと開放できるポートが限られてしまいます。
結果としてNATタイプ1の状態にするのは難しくなるので、ご注意ください。
(フレッツ光の場合)帯域制限のないプロバイダに変える
フレッツ光を契約している場合は、インターネット接続のプロバイダを帯域制限がないものに変更することで快適にオンラインゲームを楽しめる可能性があります。
オンラインゲームでは、帯域制限がかかることで速度が低下してしまい、快適に対戦ができなくなってしまうケースもあります。
帯域制限がないプロバイダならゲームプレイ中に通信の制限はかからないので、常時快適にオンラインゲームを楽しめるため心配ありません。
帯域制限のないプロバイダには、ゲーミング+やかもめインターネットなどが挙げられます。
ダークファイバー回線または電力会社系独自回線に変える
現在住んでいる地域がダークファイバー回線や電力会社系独自回線に対応しているなら、契約先を切り替えてみるのもおすすめです。
ダークファイバー回線はNURO光やauひかりで、フレッツ光などの大手と回線を共有していないため混み合いづらく、快適に通信できます。
電力会社系独自回線は東海・長野のコミュファ光や関西のeo光などで、地域限定であるため利用者が限られる=混雑が起きづらくなっています。
ダークファイバー系/独自回線系の高速回線
NURO光(最新のキャンペーン内容)
auひかり(最新のキャンペーン内容)
コミュファ光(最新のキャンペーン内容)
eo光(最新のキャンペーン内容)
メガ・エッグ 光ベーシック(最新のキャンペーン内容)
ピカラ光(最新のキャンペーン内容)
BBIQ光(最新のキャンペーン内容)
DNSやMTU値を設定してみる
ルーターのDNSやMTU値を設定することで、速度が改善されてオンラインゲームを快適に遊べるようになる可能性があります。
DNSは「ドメイン名とIPアドレスを相互変換する」しくみで、要するにインターネット上の住所であるIPアドレスを「http~」というURLに変換しています。
DNSの役割を担うサーバーに高速なものを選べば、インターネット回線の通信速度が向上します。
DNSの変更は、インターネット接続画面で行いましょう。
PS5のインターネット接続先を設定する際に「詳細設定」を選んで、「DNS設定」を手動にし、以下の数値を入力しましょう。
プライマリーDNS | 8.8.8.8 |
---|---|
セカンダリーDNS | 8.8.4.4 |
上記DNSの数値はGoogleが提供している、高速なものです。
MTUは一度に送信できる最大のデータ量の単位で、設定を最適な数値にすれば通信速度が向上する可能性があります。
PC等のブラウザで「speed guide.net」を開くと「MTU=○○(数値)」として、利用中のインターネット回線の最適なMTU値が表示されます。
PS5のインターネット接続設定における詳細設定画面の「MTU設定」で入力しましょう。
アップロード(上り)だけ遅い場合はあまり気にしなくてOK
PS5においてアップロード速度だけが遅い場合は、無理に改善を試みる必要はありません。
PCでゲーム実況をするなどの特殊な使い方でない限り、アップロード速度は遅くても問題ありません。
PS5でのオンラインゲームにおすすめの光回線
最後に、PS5でオンラインゲームをする場合におすすめの光回線を解説します。
PS5の性能を活かして快適にオンラインゲームをプレイしたいなら光回線の変更がおすすめ
PS5は最新のゲーム機で、高画質なグラフィックで最高のゲーム体験ができます。
その分、ゲーム本体やアップロードファイルのデータ容量は大きいので、回線速度が遅いとゲーム開始まで長い待ち時間がかかってしまいます。
そしてPingの数値が高いと、ラグが発生してゲームを楽しく遊べません。
また、モバイルWi-Fiの場合、3日で10GBや1ヶ月間で100GB以上使うと遅くなる等の制限があるものが多いのも難点です。
快適にオンライン対戦をしたい場合は、契約するインターネット回線には高速・安定の光回線がおすすめです。
PS5プレイにおすすめの「通信速度が速くてPing値が低い」&「P2P規制なしでNATタイプ1にもできる」光回線
PS5でオンラインゲームを快適に遊びたい場合、おすすめなのは以下の2つの条件を満たしている光回線です。
・通信速度が速くてPing値が低い
・P2P規制がなく、NATタイプ1にできる
以上の条件を満たしている、おすすめの光回線をランキング形式で紹介します。
1位 auひかり
auひかりはダークファイバー系の高速回線で、e-Sports施設などでも使われている、オンラインゲーム向きの光回線です。
PS5でオンラインゲームをしたい場合に一番おすすめです。
auひかりの基本情報 | |
通常月額料金 | 戸建住宅:5,390~5,610円(ずっとギガ得プラン)/集合住宅:4,180円(マンションV16) |
契約期間 | 3年間・自動更新(ずっとギガ得プラン)、なし(マンション標準プラン)など |
最大速度 | 上下1Gbps(戸建住宅)、下り100Mbps・上り35Mbps(マンションV16)など |
対応エリア | 日本全国(東海・関西地方の戸建住宅はエリア外の傾向) |
auひかりは日本全国広く契約可能な光回線で、上下最大1Gbps対応かつダークファイバーや独自回線を使っているため高速・快適となっています。
ポート制限やP2P制限も、auひかりにはありません。
代理店のNNコミュニケーションズから申し込めば、最大8万円の超高額キャッシュバックなどのキャンペーンがあります。
2位 NURO光
auひかりは、特に西日本の戸建ての場合にエリア外になってしまう場合もあるので、申し込めない場合はNURO光を検討してみてください。
NURO光は下り最大2Gbps・上り最大1Gbps対応の光回線です。
NURO光の基本情報 | |
月額料金 | 5,200円 |
契約期間 | 3年間・自動更新 |
最大速度 | 下り2Gbps・上り1Gbps |
対応エリア | 北海道、宮城県、関東、東海、関西、中国(広島、岡山)、九州(福岡、佐賀) |
NTTが用意したものの使われていないダークファイバー回線を使っているNURO光は、回線が混み合いづらいためオンラインゲームを快適に行えます。
もちろん、通信制限やポート制限もありません。
なおPS5をレンタルできるオプションもNURO光にはあります。
PS5を持っていない方や、PS5への買い替えを考えていた方は必要に応じて利用してみてください。
3位 電力会社の独自回線系
東海地方より西のエリアでは、電力会社系の光回線も用意されています。
独自回線系のサービスは他社と回線を共有していないので、オンラインゲームをいつでも快適に遊べますよ。
関西地方の方は、eo光を契約可能です。
eo光の基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:5,448円→1年間3,280円(1ギガ)/集合住宅:4,714円など(建物ごとに異なる) |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
対応エリア | 大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山、福井 |
東海地方では、コミュファ光が展開中ですよ。
コミュファ光の基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:5,720円→スタート割・長期継続割引適用時5,170円/マンション:4,620円→スタート割・長期継続割引適用時4,070円 |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
対応エリア | 愛知、岐阜、三重、静岡、長野 |
中国地方ではメガ・エッグ 光ベーシックを選べます。
メガ・エッグ 光ベーシックの基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:5,720円→新規加入割引適用時2年間5,170円/集合住宅:4,070円 |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
対応エリア | 広島、岡山、鳥取、島根、山口 |
四国ではピカラ光という光回線があります。
ピカラ光の基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:4,620円~4,950円(ステップ2コース)/集合住宅:3,608円~3,740円(ステップ2コース) |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
対応エリア | 愛媛、高知、香川、徳島 |
そして九州地方では、BBIQという光回線がありますよ。
BBIQの基本情報 | |
通常月額料金 | 戸建住宅:6,380円(3ヶ月間0円・4~12ヶ月目5,280円)/集合住宅:4,510~6,380円(3ヶ月間0円、4~12ヶ月目3,410~5,280円) |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
対応エリア | 九州地方 |
住んでいるエリア向けの光回線がある方は、NURO光やauひかりと合わせて検討してみてください。
4位 ソフトバンク光
ソフトバンク光は日本全国で契約可能な光コラボで、上下最大1Gbps対応です。
ソフトバンク光の基本情報 | |
月額料金(IPv6高速ハイブリッド込み) | 戸建住宅:6,270円/集合住宅:4,730円 |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
対応エリア | 日本全国 |
フレッツ光に対応する建物であれば、ソフトバンク光も申し込めますよ。
光コラボの中にはP2P規制やポート制限があるものも多いのですが、ソフトバンク光の「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE+ IPv4」ならP2P規制やポート制限がなく快適にPS5でオンラインプレイができます。
【料金が高くてもOK/まずはお試し利用したいという方におすすめ】かもめインターネット
料金が高くてもいいのでとにかく快適なゲーム環境が欲しい!という方は、かもめインターネットを契約してみてください。
フレッツ光+かもめインターネットの基本情報 | |
かもめインターネット月額料金 | 2,410円(2ヶ月間無料) |
フレッツ光の月額料金 | NTT東日本エリア:戸建住宅5,500円(にねん割込み)、集合住宅4,015円/NTT西日本エリア(光はじめ割込み):戸建住宅2年間4,730円・3年目~4,521円、集合住宅2年間3,575円・3年目~3,388円 |
契約期間 | かもめインターネット:なし/フレッツ光:2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
対応エリア | 日本全国 |
かもめインターネットはP2P規制やポート制限がなく、通信量の制限もありません。
オンラインゲーム向けのプロバイダで、フレッツ光ユーザーが利用できます。
2ヶ月間は無料で試せるので、使ってみて満足できたら継続利用をしてみてください。
PS4とPS5の通信速度(回線速度)の違い
元々PS4を持っていて、PS5を新しく購入した方などは、こちらの情報も参考にしてください。
PS4とPS5で必要な通信速度(回線速度)は違う?
PS4とPS5で、必要な通信速度が違うという公式な発表はありません。
PS5のゲームソフトのデータ容量を調べてみると、1本100GB以上(コールオブデューティ ブラックオプス コールドウォーは約130GB)のものもありました。
PS4でも、100GB以上の大容量ゲームは普通に存在します。(コールオブデューティ ウォーゾーンなど)
そしてオンライン対戦で下り・上り速度はそれほど必要なく、Pingの数値の小ささが重要であることもとくに違いがありません。
つまり必要な通信速度が異なるとは言えず、どちらでゲームをするとしてもできるだけ速いインターネット回線が必要です。
PS4よりPS5の方が速い?
PS4とPS5では、対応する通信速度はPS5の方が速くなっています。
PS5とPS4の有線接続の最大速度はどちらも1Gbpsで共通ですが、PS5はWi-Fi6に対応しているためです。
Wi-Fi6対応のPS5は、Wi-Fi6非対応のPS4 Proや、Wi-Fi5にも非対応となっている初期のPS4より、無線接続時の速度が高速です。
PS5はWi-Fi6対応だけど無線より有線接続がオススメ
PS5・PS4共に、無線接続より有線の方が安定しています。
オンラインゲームを快適に遊ぶなら、基本的にはLANケーブルによる有線接続がオススメです。
PS5の読み込み(ロード)時間短縮にはM.2 SSDの増設がおすすめ
PS5のゲームをプレイする際に、ロード時間が長いとイライラさせられてしまいますよね。
PS5はストレージを増設することが公式に可能となっていて、「M.2 SSD」という細い棒のような形状のSSDを取り付けることもできるようになっています。
M.2 SSDを装着してそちらにゲームを保存すれば、本体ストレージよりも素早くロードを終えてより快適にゲームで遊べますよ。
なお対応するM.2 SSDの仕様などについては、公式サイトに詳しい説明が記載されています。
主な注意点としては容量が250GB〜4TB対応、1秒間に5.5GB以上の読み込み速度、ソケットサイズが「Socket 3(Key M)」であること、ヒートシンクや熱伝導シートといった放熱構造が必須であることなどが挙げられます。
またM.2 SSDを増設する場合は、自分でPS5のカバーを外して作業を行わなければいけない点にもご注意ください。
その他Q&A
無線(Wi-Fi)より有線の遅い場合の原因は?
PS5の規格上の最大速度は、無線が約1.2Gbps、有線が1Gbpsなので、最大速度は無線(Wi-Fi)の方が速いです。
ただし、無線も有線も最大速度が出ることはないですし、ほとんどの場合無線より有線の方が速いし安定します。
可能性が高いのは、Cat5e以前のLANケーブルを使っていたり、「100BASE-TX」などのLANポートを使っていることです。
LANケーブルはCat6以上(基本はCat6で十分)、ルーターのLANポートは「1000BASE-T」を使いましょう。