この記事では、フレッツ光とドコモ光を比較し、どんな方にどちらがオススメかを解説します！
当サイト独自で200人の方に調査を行った結果、インターネット回線を選ぶ際、
- 約90%の方が料金の安さ
- 約50%の方が速度の速さ
を重視していることがわかりました。
そこで、料金や速度を中心に、下記の7項目で比較しています。
- 対応エリア
- 2年間の合計料金( 初期費用・月額料金)
- 速度(最大速度・実測速度など)
- 契約期間
- 開通までの期間
- 口コミ
- 解約にかかる費用
【結論！】フレッツ光とドコモ光の比較結果まとめ
まずは、フレッツ光とドコモ光で各種仕様を比べた結果を先に紹介します。
| フレッツ光（東日本） | フレッツ光（西日本） | ドコモ光 | |
|---|---|---|---|
| 対応エリア | 日本全国 | 日本全国 | |
| 2年間の合計料金（初期費用＋月額料金） | 戸建住宅157,960円/マンション121,660円 | 戸建住宅147,400円、マンション116,380円 | 戸建住宅140,580円/マンション108,900円 |
| 最大速度 | 上下1Gbps | 上下1Gbps | |
| 実測速度（みんそく） | 下り237.57Mbps/上り180.16Mbps/Ping22.57ms | 下り236.46Mbps/上り184.28Mbps/Ping21.93ms | |
| ダークファイバー回線/独自回線/IPv4 over IPv6対応の光コラボorフレッツ光にあてはまるか | ○（GMOとくとくBBなどの対応プロバイダを選べばIPv4 over IPv6を利用可能） | ○（GMOとくとくBBなどの対応プロバイダを選べばIPv4 over IPv6を利用可能） | |
※実測速度は執筆時点のみんそくデータ
フレッツ光とドコモ光は回線が同じNTTの光ファイバーなので、仕様も似ている部分が多いです。
先に結論から言うと、フレッツ光がドコモ光と比べてオススメになる場面は、正直なところほとんど見当たりませんでした。
ドコモ以外でスマホを契約していてスマホのセット割を使えないとしても、ドコモ光は工事費が圧倒的に安いので、基本的にドコモ光のほうがフレッツ光より割安です。
速度もフレッツ光とドコモ光でとくに変わらないということで、基本的にはフレッツ光とドコモ光のどちらかを選ぶならドコモ光でOKと考えられます。
どうしてもドコモと回線の契約をしたくない場合に、フレッツ光を選びましょう。
ドコモユーザーにおすすめ！平均300Mbps超えの高速回線(※公式サイトより)
⇒【開通までの流れを知りたい方はこちら】【ドコモ光】お申込みからご利用開始までの流れ
⇒【毎月のいくら安くなるか確認したい方はこちら】ドコモ光料金シミュレーター
⇒【なぜ速いのかを知りたい方はこちら】GMOとくとくBBのドコモ光「速度の秘密」
⇒【乗り換えで違約金がかかる場合も安心】他社違約金負担でお得に申し込めるドコモ光はGMOとくとくBB
フレッツ光vsドコモ光 7項目での比較詳細
前項でまとめたフレッツ光とドコモ光の比較結果の、それぞれの詳細を説明します。
対応エリア
対応エリアが広いかどうかは、とくに地方に住んでいる人だと気になるポイントですよね。
フレッツ光とドコモ光は、対応エリアが同じ日本全国です。
| フレッツ光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 対応エリア | 日本全国 | 日本全国 |
NTTの光ファイバーに対応する建物であれば、フレッツ光とドコモ光をどちらも契約可能ですよ。
2年間の合計料金
光回線の利用には毎月料金がかかりますし、契約時には工事費などの初期費用がかかることにも注意しなければいけません。
2年間の合計料金が安い回線のほうが、負担が少なくてありがたいですよね。
フレッツ光とドコモ光の、初期費用や月額料金、スマートフォンとのセット割、そして初期費用と月額料金2年間の合計金額を表にまとめてみました。
| フレッツ光（東日本） | フレッツ光（西日本） | ドコモ光（タイプA） | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 戸建住宅20,680円/マンション17,380円 | 戸建住宅23,100円/マンション19,800円→キャンペーン割引でどちらも3,300円 | |
| 月額料金 | 戸建住宅5,720円/マンション4,345円 | 戸建住宅5,280円/マンション4,125円 | 戸建住宅5,720円/マンション4,400円 |
| スマートフォンとのセット割（1回線、最大額） | 一律のセット割なし | -1,100円（ドコモ） | |
| 2年間の合計料金（初期費用+月額料金） | 戸建住宅157,960円/マンション121,660円 | 戸建住宅147,400円/マンション116,380円 | 戸建住宅140,580円/マンション108,900円 |
※フレッツ光のマンションプランは8契約以上が見込める建物で適用される「プラン1」の料金を設定しています。
※フレッツ光の月額料金は、東日本は2年契約を前提とした2ねん割と30ヶ月間のギガ・スマート割引、西日本は2年契約による月額割引光はじめ割を適用した料金設定です。
※フレッツ光のプロバイダはBB.excite（月額550円）を選択した場合です。
初期費用は、工事費無料キャンペーンを終了日未定で行っているドコモ光のほうが圧倒的に割安です。
月額料金は、「ギガ・スマート割」などの月額割引があるフレッツ光＋BB.exciteのほうが少し安価な傾向にありました。
ちなみにフレッツ光で2年契約をせず、月額割引を受けない場合の通常月額料金は、以下の表にまとめたとおりです。
| フレッツ光（契約期間なし、プロバイダBB.excite） | ドコモ光（2年契約・自動更新） | ドコモ光（契約期間なしで契約した場合） | |
| 月額料金 | 東日本:戸建住宅6,820円、マンション4,675円/西日本:戸建住宅6,490円、マンション4,620円 | 戸建住宅5,720円/マンション4,400円 | 戸建住宅7,370円/マンション5,500円 |
そして、ドコモ光にはドコモスマートフォンとのセット割があります。
セット割を利用して月額550～1,100円のスマホ代割引を受けられるなら、ドコモ光のほうが固定出費を抑えられることにご注意ください。
ドコモ光なら工事費の負担がないこともあり、2年間の合計料金はドコモ光のほうがフレッツ光より割安となりました。
速度
フレッツ光とドコモ光における、仕様上対応する最大速度と、利用者の各家庭で実際に出ている実測速度を比較してみました。
| フレッツ光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 最大速度 | 上下1Gbps | 上下1Gbps |
| 実測速度（みんそく） | 下り237.57Mbps/上り180.16Mbps/Ping22.57ms | 下り236.46Mbps/上り184.28Mbps/Ping21.93ms |
| ダークファイバー回線/独自回線/IPv4 over IPv6対応の光コラボorフレッツ光にあてはまるか | ○（GMOとくとくBBなどの対応プロバイダを選べばIPv4 over IPv6を利用可能） | ○（GMOとくとくBBなどの対応プロバイダを選べばIPv4 over IPv6を利用可能） |
※実測速度は執筆時点のみんそくデータ
最大速度は回線がどちらも同じNTTの光回線であることもあり、同じ上下1Gbpsでした。
使われている回線が同じだからか、実測速度もほぼ同じです。
光回線は「IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6」というオプションを使えば回線混雑を避け、混み合いやすい夜などの時間帯でも高速で通信できます。
フレッツ光とドコモ光では、対応するプロバイダを選べばどちらでも「IPv4 over IPv6」のオプションを利用して高速化できますよ。
契約期間
フレッツ光とドコモ光の契約期間の違いも、比べてみました。
| フレッツ光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 契約期間 | なし/月額割引利用時は2年間、自動更新 | 2年間、自動更新 |
| 契約更新月 | なし/月額割引利用時は24～25ヶ月目 | 24～26ヶ月目 |
フレッツ光は通常料金だと契約期間がありませんが、「光はじめ割」「にねん割」利用時は2年契約の自動更新となります。
無料で解約できる契約更新月はドコモ光のほうが長くなっているので、ドコモ光のほうがやや有利ですね。
開通までの期間
フレッツ光とドコモ光を使い始められる期間は、公式サイトの説明だと以下のようになっていました。
| フレッツ光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 開通までの期間 | 東日本:早ければ1週間、設備状況によっては2～3ヶ月/西日本:2～4週間程度 | 2週間程度 |
光回線の工事にかかる期間は混雑状況などによっても変わってくるのでなんとも言えませんが、最短なのは東日本のフレッツ光ですが、時間がかかった場合一番待ち時間が長いのも東日本のフレッツ光のようですね。
口コミ
フレッツ光とドコモ光を比較検討した方の口コミ
| フレッツ光とドコモ光どちらを選んだ？ | 選んだ理由 |
|---|---|
| ドコモ光 | 携帯とセットで、少しやすく費用をおさえることができます。 |
| ドコモ光 | 自分のスマホの契約がdocomoでセットにすると料金が少しお得になること、WiFiルーターが無料で貸出してもらえることが魅力的だったから。 |
| ドコモ光 | 家族みんながドコモを使っていて、その延長で決めました |
| ドコモ光 | ・携帯料金とセットにするとフレッツより安かった ・dポイントが貯まる（dカードユーザー） ・新規工事費無し ・同じNTTなのでスピードが変わらないと言われた ・窓口（ドコモショップ）がある |
| ドコモ光 | ｄカードゴールドを所持しており、携帯電話とネット回線を紐付けすることで利用料金の10％がポイントとして還元される |
| ドコモ光 | 夫婦共にドコモを長年使用しており、ドコモ割が適用されるため。あと、何か困った時に ドコモへ直通で聞けると思ったため。 |
| ドコモ光 | キャンペーンでの特典が良い方を選びました。当時店頭でのdポイント10,000ポイントとドコモ独自の20,000ポイント、計30,000ポイントがもらえるという内容だったため ドコモを選択しました。（工事費用も半額でした。） |
フレッツ光利用者の口コミ
ドコモ光利用者の口コミ
解約にかかる費用
インターネット回線は、ライフスタイルの変化などに合わせて解約することがありますよね。
解約にかかる費用の比較を、最後に行ってみました。
| フレッツ光（東日本） | フレッツ光（西日本） | ドコモ光 | |
|---|---|---|---|
| 解約にかかる費用 | 戸建住宅10,450円/マンション1,650円
※工事費残債は戸建住宅最大19,800円、マンション最大16,500円 |
戸建住宅11,000円/マンション7,700円
※工事費残債は戸建住宅最大19,800円、マンション最大16,500円 |
戸建住宅5,000円/マンション3,800円 |
※表に掲載したフレッツ光の解約金は、東日本はにねん割、西日本は光はじめ割の違約金です。（割引を申し込んでいない場合は発生しません）
ドコモ光は工事費がキャンペーンで完全無料になるため残債の発生はなし、違約金も戸建て5,000円 集合住宅3,800円とそこまで極端に高くはありません。
フレッツ光は、上記の費用の他、契約しているプロバイダによってはプロバイダサービスの違約金も発生します。
フレッツ光とドコモ光はどちらがオススメ？
フレッツ光とドコモ光がそれぞれどんな人におすすめか、最後に解説します。
フレッツ光がおすすめな方
ドコモ光よりもフレッツ光がおすすめになるケースは、ほとんどありません。
強いて言えば、今回比較データで用いたようにBB.exciteのような月額500円前後の安価なプロバイダで使う場合は、フレッツ光のほうが月額料金は安いです。
ただしフレッツ光では工事費が満額かかるため、2年間の合計料金はフレッツ光＞ドコモ光となることにご注意ください。
他には、ドコモ光で選択肢外のプロバイダを使う場合に月額料金の安さを重視するなら、フレッツ光がおすすめです。
| フレッツ光 | ドコモ光 | |
|---|---|---|
| 月額料金（光回線単体） | 東日本:戸建住宅5,170円、マンション3,795円/西日本:戸建住宅4,730円、マンション3,575円 | 戸建住宅5,500円/マンション4,180円 |
あとは解約金の安さでもフレッツ光が有利ではありますが、フレッツ光では工事費の支払いがあるため、工事費を完済する前の解約だとかえって解約費用が高くなるケースもあることにご注意ください。
ドコモ光がおすすめな方
ドコモ光は、以下の条件に当てはまる方におすすめです。
- 2年間の支払総額が安い光回線を選びたい
- ドコモのスマートフォンを契約していて、スマホ代をセット割で下げたい
- 契約更新月の期間が長い光回線を使いたい
ドコモ光は工事費無料キャンペーンを展開しているので、2年間の支払総額を抑えられるのが嬉しいですね。
ドコモユーザーでなくても料金的にはフレッツ光よりお得、ドコモユーザーならスマホ代の割引でさらにお得になりますよ。
契約更新期間が3ヶ月間と長く、解約するかじっくり考えられますし、解約する場合に解約忘れのリスクを減らせるのもドコモ光の魅力です。
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⇒【開通までの流れを知りたい方はこちら】【ドコモ光】お申込みからご利用開始までの流れ
⇒【毎月のいくら安くなるか確認したい方はこちら】ドコモ光料金シミュレーター
⇒【なぜ速いのかを知りたい方はこちら】GMOとくとくBBのドコモ光「速度の秘密」
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