ドコモ光はドコモが展開している光回線のサービスですが、ドコモスマートフォンを解約する場合引き続き使い続けられるのかが心配ですよね。
この記事では、ドコモスマホ解約後にドコモ光を使い続けるメリット・デメリットについて解説します。
Contents
ドコモスマホの解約後もドコモ光を使い続けることは可能
結論から言うと、ドコモで利用していたスマートフォンを解約したとしても、現在利用しているドコモ光の回線は引き続き利用可能です。
現在使っているドコモ光にとくに不満がなくて乗り換えを希望しないということなら、あえてそのまま使い続けても問題はありません。
ただし支払方法の再設定が必要
ドコモ光のペア回線として設定しているドコモ回線を解約した場合、新しくドコモ光の支払情報を設定し直さなければいけません。
ドコモの公式サイトに、「ペア回線の設定を解除される場合、「ドコモ光」に関するお支払情報を再度設定いただく必要があります。」と記載がありました。
ドコモ光の支払い方法には、クレジットカードか口座振替を選ぶことができます。
つまりドコモのスマートフォン回線と、選べる支払い方法は共通です。
ドコモ光の支払い方法を再設定するには、時間に余裕がある場合はドコモショップへ足を運びましょう。
オンラインで手続きする場合は、以下の手順で支払い方法を変更できます。
- My docomoへアクセスし、dアカウントでログインする
- 「お手続き」内の「支払い方法の変更」より、支払い方法を変更する
ドコモスマホ解約後もドコモ光を使い続けるメリット
ドコモスマホを解約してからもドコモ光を使い続けるメリットについて、解説します。
最大の恩恵であるセット割を利用できなくなることもあり大きなメリットはありませんが、ドコモ光を単体で使い続ける細かいメリットは存在しています。
面倒な乗り換え手続きをしなくても良い
インターネット回線を他社へ乗り換える場合、ちょっと手間がかかります。
ドコモ光は同じ「光コラボレーション」に当てはまるソフトバンク光やGMOとくとくBB光などへの乗り換えなら工事不要ですが、それでも事業者変更承諾番号を発行してから乗り換え先で手続きをしなければ乗り換えられません。
NURO光やauひかりなど、光コラボレーション以外の光回線へ乗り換えるなら、開通工事が必要になったりドコモ光の設備の返却などを行わなければいけなくなったりします。
ドコモ光をそのまま使い続けるなら、面倒な乗り換え関連の手続きは当然行う必要がありません。
とくにドコモ光の回線速度などに不満がないのであれば、乗り換えが手間ということならそのまま使い続けてしまっても問題はありません。
ドコモ光の利用でdポイントが貯まる
ドコモ光やドコモのケータイ回線では、利用金額1,100円ごとにdポイントが10ポイント貯まります。
ドコモ光を使い続けるなら、例えばタイプAの場合戸建住宅なら50ポイント、集合住宅なら40ポイントを毎月貯めることができますよ。
さらに、dカード GOLDを使っている方は利用金額1,100円につき100ポイントのdポイントが貯まります。
タイプAの場合戸建住宅なら500ポイント、集合住宅なら400ポイントと、さらにたくさんのポイントを貯められますよ。
ただしdカード GOLDは年会費11,000円なので、ドコモ光の利用で4,800~6,000ポイント程度を毎年受け取ったとしても年会費を全額補うことはできません。
dカード GOLDの他の特典(3年間のドコモのケータイ補償や国内・ハワイの空港ラウンジ、保険など)を活用したい場合は、dカード GOLDは解約しつつ他の年会費無料などのクレジットカードに支払い方法を変更することをおすすめします。
万が一どこかに乗り換えるとしても違約金は通常4,180~5,500円、更新月なら無料で乗り換え可能
ドコモ光からの乗り換え先が見つからずしばらくそのまま使い続けた場合、乗り換え時に発生する金額は4,180円~5,500円です。
違約金の負担は軽くなってきているため、最近契約した方についてはじっくり考えてから違約金がかかるタイミングで乗り換えたとしてもそこまでダメージにはなりません。
2022年6月30日以前に申し込んでいて違約金が高額な方も、一度更新月を迎えたら新プランへ変更することで違約金を4,180円~5,500円に抑えられるようになります。
そしてドコモ光は、契約満了当月~翌々月であれば0円での解約が可能です。
徹底的に負担を抑えて乗り換えたい場合は、契約更新のタイミングに合わせてみることをおすすめします。
またドコモに戻る予定があるなら、その際に光回線の契約を戻す手間もかからない
一時的にドコモを解約したものの、またドコモに戻る予定があるということなら、ドコモ光を維持しておけば他社に乗り換えた光回線をまたドコモ光に戻す手間がかかることはありません。
1年以内にドコモに戻る予定があるなどの場合は、あえて契約をそのままドコモ光にしておくのもアリです。
プロバイダのメールアドレスなどもそのまま使える
ドコモ光から他社へ乗り換えないのであれば、現在契約しているプロバイダのメールアドレスやその他サービスも問題なく使い続けられます。
言い換えると、ドコモ光から他社へ乗り換える場合はプロバイダのメールアドレスなどが失われる可能性があるので使っている方はご注意ください。
ドコモスマホ解約後もドコモ光を使い続けるデメリット・注意事項
ドコモのスマホを解約した後にドコモ光を使い続ける場合、いくつか注意しなければいけないデメリットがあります。
それぞれ解説するので、ドコモ光を継続させるかどうかを考えるにあたっての参考にしてください。
当然ながらセット割は利用できない
ドコモ光のセット割は、ドコモのスマートフォン回線にのみ適用可能です。
ドコモ光を単体で使っている場合は、とくに他の携帯回線等とのセット割引を受けることはできません。
ドコモ光は単体で使ったら料金は割高になることも…
ドコモ光は、月額料金が比較的安い光回線です。
しかしセット割を考慮しない場合は、ドコモ光より他社のほうが安くなるケースもしばしばあります。
例えば、ドコモ光とBB.exciteをプロバイダとしたフレッツ光(東日本)の月額料金を比べてみましょう。
ドコモ光とフレッツ光(BB.excite)の月額料金比較 | ||
ドコモ光(タイプA) | フレッツ光(BB.excite、東日本・ギガライン) | |
戸建住宅 | 5,720円 | 5,720円 |
集合住宅 | 4,400円 | 4,235円(プラン1) |
戸建住宅は同額ですが、集合住宅はフレッツ光のほうが安価でした。
ドコモ光とソフトバンク光の月額料金比較 | ||
ドコモ光(タイプA) | ソフトバンク光 | |
戸建住宅 | 5,720円 | 5,720円 |
集合住宅 | 4,400円 | 4,180円 |
ソフトバンク光とドコモ光を比べてみても、同じく集合住宅ではソフトバンク光のほうが安価になりました。
dアカウントの設定をしないとdポイントの獲得などはできない
ドコモ光を使っている方は毎月dポイントをもらえますが、dポイントをもらうにはdアカウント(ケータイなし)を用意してドコモ光の契約IDをアカウントに登録しなければいけません。
手続きを忘れると本来もらえるポイントを手に入れられず無駄にしてしまうので、ご注意ください。
問い合わせなどの際はご契約IDが必要になるので管理忘れに要注意!
ドコモ光を単体で使う場合は、問い合わせや各種注文の際に「ご契約ID」という情報が必要となります。
ご契約IDはMy docomoより確認可能で、「CAF+10桁の数字」や「COP+8桁の数字」、「CTV+8桁の数字」で表されます。
またドコモ光開通のご案内にも、ご契約IDが記載されていますよ。
どうしてもわからない場合は、ドコモショップに本人確認書類を持参すれば調べてもらえます。
電話窓口では確認ができないので、ご注意ください。
ペア回線がないと、ドコモオンライン手続きで契約内容の確認・変更ができなくなる
ドコモ光でペア回線を設定せずに使う場合、ドコモオンライン手続きで契約内容の確認や変更ができなくなります。
Web上で色々な情報チェックや変更手続きを行えなくなってしまうので、大きめのデメリットであると考えられますね。
以上の通り、ドコモ光を単体で使い続ける場合は気をつけなければいけない点がいくつも存在しています。
ドコモスマホを解約するならドコモ光以外に乗り換えるのがおすすめ
ドコモ光をドコモ回線解約後も使い続けることは可能ですが、料金がそれほどお得ではない、各種手続きがちょっと複雑になるなど注意点もあります。
ドコモスマホを解約するのであれば、できればドコモ光以外に乗り換えてしまうのがおすすめです。
次項よりおすすめの光回線ランキングを紹介するので、乗り換え先を見つける参考にしてください。
ちなみに他社回線への乗り換えは基本的に一旦ドコモ光を解約する必要がありますが、ドコモ光から他社光コラボやフレッツ光へ「事業者変更」で乗り換える場合は、回線設備はそのままなので工事が基本的に必要ありません。
事業者変更には「事業者変更承諾番号」が必要ですが、番号はドコモショップかドコモインフォメーションセンター(0120-800-000、受付時間9時~20時)、Webサイトから入手できますよ。
他社回線のサービスへ乗り換えるためドコモ光を解約する場合は、Webサイトかドコモインフォメーションセンターへの電話、ドコモショップで手続き可能です。
おすすめの光回線と今月のキャンペーン内容
当サイトおすすめの、通信速度が速くて料金も安い光回線を、おすすめ順に紹介します。
ここで紹介しているのは、ネット回線に求められる条件の多い「オンラインゲーム」も快適にプレイできる高スペックな光回線です。(速度の速さだけでなく、pingの低さやP2P規制・ポート制限などの条件もクリアしている光回線)
オンラインゲームはほとんどやらないという方は、下記の記事をご覧いただいた方が、ピッタリな光回線が見つかるかと思います!(こちらは、通信速度が速くて料金も安い光回線34種類を、安い順にランキング化しています)
また、今月は、2年縛りなしで戸建て:4,818円 マンション:3,773円という格安料金の「GMOとくとくBB光」が、特設サイトで最大11.2万円キャッシュバックを実施中です!
縛りなし回線で最大112,000円キャッシュバックはかなり破格ですので、特に安さ重視の方にはおすすめです。(v6プラス対応なので速度も速いです)
1位 auひかり
オンラインゲームを快適に遊びたい場合に一番おすすめの光回線は、auひかりです。
auひかりの月額料金・基本情報 | |
通常月額料金 | 戸建住宅:5,390~5,610円(ずっとギガ得プラン)/集合住宅:4,180円(マンションV16プラン) |
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契約期間 | ずっとギガ得プラン:3年間・自動更新 マンションの標準プラン:なし(お得プランAは2年間・自動更新) |
最大速度 | 上下1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 15.88ms 平均ダウンロード速度: 475.13Mbps 平均アップロード速度: 448.87Mbps |
対応エリア | 日本全国 ※戸建住宅は東海・関西だとエリア外の場合あり |
auひかりは日本全国多くの地域で契約可能で、通信速度も上下最大1Gbpsと高速です。
auひかりは他社との共有がない独自回線またはダークファイバー回線を利用していて、回線混雑も起こりづらくなっているためオンラインゲームをしたい人に最適です。
また、「IPv6/IPv4デュアルスタック方式(IPv6とIPv4を自動で使い分けてくれる接続方式)」、「P2P制限がない」といった、オンラインゲーム向きの仕様になっています。
2位 NURO光
NURO光は下り最大2Gbps・上り最大1Gbpsという高速回線に対応していて、オンラインゲームを快適に遊びたい場合におすすめです。
ダークファイバー回線を使っているので混み合いづらく、いつでも安定したゲームプレイができますよ。
NURO光の月額料金・基本情報 | |
月額料金 | 5,200円 |
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契約期間 | 3年間・自動更新 |
最大速度 | 下り2Gbps・上り1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 12.51ms 平均ダウンロード速度: 539.88Mbps 平均アップロード速度: 488.88Mbps |
対応エリア | 北海道、関東、宮城県、東海、関西、中国(広島・岡山)、九州(福岡・佐賀) |
NURO光も、auひかりと同様に「IPv6/IPv4デュアルスタック方式(IPv6とIPv4を自動で使い分けてくれる接続方式)」、「P2P制限がない」といった、オンラインゲーム向きの仕様になっています。
3位 電力会社系の独自回線
東海地方より西の地域に住んでいる方は、地域限定の電力会社系光回線もおすすめの選択肢となります。
地域限定の光回線は通信速度が速く、独自回線なので混み合いづらくてあんしているためオンラインゲームに最適です。
また、独自回線系の光回線も、IPv6/IPv4デュアルスタック方式(IPv6とIPv4を自動で使い分けてくれる接続方式)で、P2P方式のゲームでも制限がかかる心配がないので安心です。
東海地方では、コミュファ光が展開中ですよ。
コミュファ光の月額料金・基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:5,720円→スタート割・長期継続割引適用時5,170円/マンション:4,620円→スタート割・長期継続割引適用時4,070円 |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 15.93ms 平均ダウンロード速度: 555.38Mbps 平均アップロード速度: 491.75Mbps |
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対応エリア | 愛知、岐阜、三重、静岡、長野 |
関西地方では、eo光を契約できます。
eo光の月額料金・基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:5,448円→1年間3,280円(1ギガ)/集合住宅:4,714円など(建物ごとに異なる) |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 15.72ms 平均ダウンロード速度: 595.71Mbps 平均アップロード速度: 512.76Mbps |
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対応エリア | 大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山、福井 |
四国地方では、ピカラ光が利用可能です。
ピカラ光の月額料金・基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:4,620円~4,950円(ステップ2コース)/集合住宅:3,608円~3,740円(ステップ2コース) |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 18.38ms 平均ダウンロード速度: 497.91Mbps 平均アップロード速度: 429.28Mbps |
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対応エリア | 愛媛、高知、香川、徳島 |
中国地方エリアでは、メガエッグ光を選べます。
メガ・エッグ光の月額料金・基本情報 | |
月額料金 | 戸建住宅:5,720円→新規加入割引適用時2年間5,170円/集合住宅:4,070円 |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 21.93ms 平均ダウンロード速度: 381.55Mbps 平均アップロード速度: 320.03Mbps |
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対応エリア | 広島、岡山、鳥取、島根、山口 |
そして九州地方の方は、BBIQ光を契約できますよ。
BBIQの月額料金・基本情報 | |
通常月額料金 | 戸建住宅:6,380円(3ヶ月間0円・4~12ヶ月目5,280円)/集合住宅:4,510~6,380円(3ヶ月間0円、4~12ヶ月目3,410~5,280円) |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 24.96ms 平均ダウンロード速度: 424.85Mbps 平均アップロード速度: 337.9Mbps |
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対応エリア | 福岡、長崎、宮崎、熊本、佐賀、大分、鹿児島 |
4位 ソフトバンク光
auひかりやNURO光、電力会社系光回線を契約できない場合は、日本全国対応のソフトバンク光を検討してみてください。
ソフトバンク光は上下最大1Gbps対応で、IPv6高速ハイブリッドというオプションを契約することで回線混雑を避けて高速通信が可能です。(ソフトバンクユーザーならセット割に必要な必須オプションに含まれる光BBユニットが必要、光電話等のオプションと合わせて月額550円で使えます)
ソフトバンク光IPv6/IPv4デュアルスタック方式(IPv6とIPv4を自動で使い分けてくれる接続方式)ではありませんが、IPv6とIPv4を使い分けることも可能で、1~3位の回線と同様にポート開放もできます。
ソフトバンク光の月額料金・基本情報 | |
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月額料金 | 戸建住宅:6,270円 集合住宅:4,730円 ※回線高速化サービス(IPv6高速ハイブリッド)料金込み |
契約期間 | 2年間・自動更新 |
最大速度 | 上下1Gbps |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 16.52ms 平均ダウンロード速度: 324.55Mbps 平均アップロード速度: 246.97Mbps |
対応エリア | 日本全国 |
ソフトバンク光もオンラインゲーマーに最適、ソフトバンクユーザーなら月額最大1,100円×10回線のセット割引にも対応していますよ。
【料金が高くてもOK/まずはお試し利用したいという方におすすめ】かもめインターネット
徹底的にゲーム環境を改善させたい場合は、かもめインターネットというプロバイダをフレッツ光で使ってみるのもおすすめです。
かもめインターネット・フレッツ光の月額料金・基本情報 | ||
NTT東日本エリア | NTT西日本エリア | |
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かもめインターネットの月額料金 | 2,410円、2ヶ月無料 |
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フレッツ光の月額料金 | 戸建住宅5,500円(にねん割込み)/集合住宅4,015円 | 戸建住宅1~2年目4,730円、3年目~4,521円(光はじめ割込み)/集合住宅1~2年目3,575円、3年目~3,388円(光はじめ割込み) |
契約期間 | フレッツ光2年間・自動更新/かもめインターネットなし | |
最大速度 | 上下1Gbps | |
実測速度(みんそく調べ) | 平均Ping値: 22.33ms 平均ダウンロード速度: 371.05Mbps 平均アップロード速度: 284.91Mbps |
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対応エリア | 日本全国 |
かもめインターネットの場合料金はどうしても高くなってしまいますが、日本全国で使えてP2P制限・通信量制限・ポート制限といった規制はありません。
オンラインゲームを徹底的に快適なネット環境で安心してプレイしたい場合は、検討してみてください。