ADSLからNURO光への乗り換え完全ガイド！メリットデメリット～手順まで徹底解説

ADSLは2000年代から使われているインターネット回線サービスですが、2024年3月にはサービスが完全に終了してしまいます。

まだADSLを使っている方は、自宅でインターネットを使いたい場合光回線などへの乗り換えをしなければいけません。

今回は、ADSLと下り最大2Gbps対応の光回線・NURO光の違いや乗り換え手順などについて解説します。

ADSLからの乗り換え先を探している方は、ぜひ参考にしてください。

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ADSLは2024年3月までに完全終了！NURO光への乗り換えはお早めに！

ADSLには主にNTTとYahoo!BBのサービスがありますが、NTTが提供するフレッツのADSLは2023年1月31日に提供終了となります。

Yahoo!BBのADSLは1年以上後の2024年3月末で終了しますが、既に一部地域では提供の終了も始まっています。

NUROと同じSo-net系の「So-net ADSL」はすでに終了済み

今回ADSLからの移行先候補としてNURO光を紹介していきますが、NURO光と同じSo-netが手がけるADSLとしてかつて「So-net ADSL」が存在しました。

残念ながらSo-net ADSLは2021年9月にサービスを終了してしまったため、今から申し込むことはできません。

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ADSLとNURO光をざっくり比較

ADSLとNURO光の基本料金や回線速度、スマートフォンとのセット割といった基本情報を比較してみました。

※テーブルは左右にスクロールできます

NURO光なら安価な通話料金の光電話や地デジ・BS・専門チャンネルを視聴できるひかりテレビといったサービスも利用可能となるため、より便利に自宅でサービスを活用できます。

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NURO光を選ぶべきなのはNURO光対応エリア内のソフトバンクユーザー

光回線にはNURO光以外にも様々な選択肢がありますが、NURO光をADSLからの乗り換え先に選ぶべきなのはソフトバンクユーザーかつNURO光の対応エリアに住んでいる方です。

NURO光は日本全国で契約できるわけではなく、北海道、東北地方の宮城、関東、東海、関西、中国地方の広島・岡山、九州の福岡・佐賀で申し込めます。(※2ギガ・10ギガ・20ギガでそれぞれ対応エリアが異なります)

そしてNURO光は、次項で紹介する「NURO光でんわ」を契約すればソフトバンクスマートフォンが毎月最大1,100円×10回線割引となります。

自分だけでなく家族のスマートフォン料金も抑えられるので、エリア内に住んでいてソフトバンクユーザーの方はNURO光へ乗り換えましょう。

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NURO光を使うならNURO光でんわに加入しよう

現在ADSLと通常のアナログ電話を使っている方は、NURO光への乗り換えを機にNURO光でんわに加入するのがおすすめです。

NURO光でんわは北海道と東北と関東で月額550円・東海・関西・中国・九州だと330円という低価格な月額料金で使える光電話サービスです。

NURO光でんわは通話料金が安く、例えば固定電話（住宅用3級局）宛てなら3分3.789円で通話できてしまいます。

さらに発信先がBBフォンやNURO光でんわ、ソフトバンク携帯電話などの提携サービスなら、通話料金自体がかかりません。

前述の通り、NURO光でんわを契約すればソフトバンクスマートフォンが毎月最大1,100円×10回線割引になる特典もあります。

自宅で固定電話を使っている方は、NURO光への乗り換えに合わせて忘れずにNURO光でんわにも加入しましょう。

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ADSLからNURO光に乗り換えるメリット

ADSLからNURO光に乗り換えるメリットは、たくさんあります。

ソフトバンクユーザーなら「おうち割光セット」で安く使える

NURO光では、NURO光でんわへの加入を条件におうち割光セットを適用してソフトバンクのスマホ代を毎月最大1,100円×10回線割引にできます。

自分や家族のスマホ代を抑えられるのは、NURO光の見逃せないメリットです。

電話加入権なしタイプのADSLならNURO光の方が安い

NURO光の月額料金はADSLを電話加入権ありで利用する場合と比べると高くなりますが、電話加入権なしのADSLと比べると安価です。

※テーブルは左右にスクロールできます

固定電話を契約していない、または不要なら、NURO光を単体で契約することでADSL時代よりもインターネット料金を抑えることが可能です。

最大速度は40倍以上　実測速度(平均)で60倍も速くなる

ADSLは下り約50Mbps程度のサービスですが、NURO光は最大2Gbpsに対応しています。

ADSL(50M)からNURO光(2Gbps)に乗り換えれば、下り速度は仕様上約40倍アップします。

Yahoo!BBの実測速度における平均値を「みんなのネット回線速度」から調べてみたところ、下り6.48Mbpsとなっていました。(2/10時点)

NURO光は499.78Mbpsとなっていたので、Yahoo!BBのADSLよりNURO光は77倍ほど下り速度の実測値が速いことがわかります。

写真や動画のアップロードなどで必要や上り速度もADSLは仕様が5～12Mbps程度、NURO光は1Gbpsなので大きな差がありますし、実測でも223倍ほど高速です。

今後もずっと使える

NURO光は最新の光回線サービスで、現時点でサービスが今後終了する予定はありません。

乗り換えてしまえば今後もずっと使えることも、NURO光のメリットです。

ひかり電話やひかりTVが使える

NURO光では、NURO光でんわやひかりTV for NUROといったサービスも使えます。

自宅の電話やテレビの契約を1箇所にまとめて便利・お得に使えるのも、NURO光を選ぶメリットです。

初期設定不要でインターネットにつながる(プラグ＆プレイ)

NURO光は面倒な初期設定が不要で、開通工事を終えて配線をすればすぐにWi-Fi環境が整います。

設定の手間がかからないのも、NURO光の魅力です。

また機器のインターネット接続やセキュリティソフトなどの設定は、1回無料でサポートをしてもらえます。

細かい設定を専門のスタッフに任せたい人は、サポートサービスを申し込んでみてください。

NURO光の工事費が無料になるキャンペーン実施中

NURO光では、工事費が無料になるキャンペーンを開催中です。

本来は44,000円と高めの工事費がかかってしまうNURO光ですが、月額割引により37ヶ月間（3年契約のG2Tプランの場合、2年契約のG2Dなら25ヶ月間）使えば工事費は実質0円に抑えられます。

乗り換え時の負担を抑えられるのも、NURO光のメリットです。

45,000円キャッシュバックキャンペーン実施中

NURO光では、45,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンも開催されています。

特設サイトから申し込めば、利用開始月から6ヶ月後に届いたメールから手続きをすることでキャッシュバックを受け取れるしくみです。

およそ8ヶ月分の月額料金をキャッシュバックで補うことができてしまうので、活用してみてください。

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ADSLからNURO光に乗り換えるデメリット

NURO光には、いくつか気をつけたいデメリット・注意点もあります。

申し込み前に、必ず確認しておきましょう。

電話加入権ありタイプのADSLよりは高い

電話加入権なしのADSLより安価なNURO光ですが、電話加入権ありの場合と比べると高めです。

例えば東日本のADSLなら3,080円なので、NURO光の5,200円と比べると2,120円ほど割安です。

とはいえADSLはサービスを終了してしまうので、このまま使い続けることはできません。

現在安価にADSLを使っている方も、ネット回線の乗り換えは必要になってきます。

開通工事が必要

NURO光を契約する際は、開通工事が必要です。

開通工事は宅内と屋外に分けて2回行われます。

賃貸に住んでいる方は事前に許可が必要、そして工事の際は立会いが必要となることにご注意ください。

ビス止め・穴あけなしで開通することは可能

NURO光の開通工事は、ビス止めや穴あけなしで行ってもらうことも可能です。

両面テープを使って機器を固定することで、建物の状態はそのままで利用を開始できます。

開通まで時間がかかる場合がある

2024年11月時点だと、NURO光の開通には戸建て住宅で1～3ヶ月、集合住宅では2～3ヶ月かかるとされています。

また福岡県、佐賀県、岐阜県、北海道エリア、中国エリアといった地域に住んでいる方は、工事状況によってはさらに1～2ヶ月追加でかかってしまうこともあります。

ADSLは終了が迫っているので、NURO光に乗り換える場合はできるだけ早めに手続きを済ませてしまうことをおすすめします。

ただし開通までの最大2ヶ月間　ホームルーターを無料でレンタル可能

申し込みからNURO光開通までの最大2ヶ月間は、無料でホームルーターをレンタルできます。（3日で10GB以上通信すると通信速度を700Kbps以下に制限されます⇒通常の使い方であれば10GB使うことは殆どありません)

万が一ADSLがサービスを終了してネット環境がない状態になってしまっていても、レンタルWi-Fiを借りていればネット環境を確保できるので安心です。

なお初期費用が別途2,200円かかり、3ヶ月目以降の利用については月額5,148円の通常料金がかかることにご注意ください。

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ADSLからNURO光への乗り換え手順

ADSLからNURO光へ乗り換える際は、正しい手順を進めればネット環境が使えない期間を発生させずスムーズに移行を終えられます。

①NURO光の申し込みをする

まずはNURO光の申し込みを行いましょう。

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前述の通りNURO光は、開通までに長いと3～4ヶ月など長い待ち時間がかかってしまうケースもあるので、速やかに乗り換えを終えるためにはできるだけ早めに申し込むことが重要です。

公式サイトで申し込みボタンを押し、画面の指示に従って住所や氏名などの必要事項を入力していけば申し込みをすぐに終えられます。

支払い方法はWeb申し込みなどクレジットカードかNTT請求、電話申し込みの場合のみ口座振替でも契約できます。

②NURO光の工事～開通

申込時に希望日を選択することで、3～4日程度で宅内工事の日程が決まります。

立ち会いのもと宅内へONUを設置・戸建住宅は外壁に光キャビネットという機器を取り付けて光ファイバーを屋内に設置した光コンセントまで通す工事が行われ、合わせて屋外工事の日時調整も行われます。

屋外工事も立ち会いが必要で、電柱から光キャビネットに光ファイバーのケーブルが接続されます。

工事は宅内・屋外共に1～2時間程度で完了するので、当日はある程度余裕を持って時間を空けておきましょう。

③NURO光の設定

2回の工事が終わればNURO光は開通となるので、あとはかんたんな設定をすれば利用を開始できます。

ONUの光ケーブルポートと光コンセントを接続し、電源アダプターをONUに取り付けて電源を供給しましょう。

あとは、例えばWi-Fiでスマートフォンをインターネットに繋ぐならルーターに記載されているSSIDとパスワードを確認して、スマートフォンのインターネット設定画面で該当するSSIDを選択・パスワードを入れれば設定完了です。

④ADSLを解約

NURO光が使えるようになったら、ADSLを解約しましょう。

ADSLを先に解約すると、NURO光が開通するまで自宅のネット環境がなくなってしまうことにご注意ください。

ADSLからNURO光に乗り換える際にかかる期間はどれくらい？

NURO光は申し込んでから開通までに戸建て住宅で1～3ヶ月、集合住宅では2～3ヶ月かかるとされているので、ADSLからの乗り換え完了までの期間も同様です。

地域によってはさらに1～2ヶ月長くなることもあるので、ご注意ください。

その他Q&A

ADSLからNURO光への乗り換えにおける、その他の疑問をQ&A方式で解決します。

ADSLで使っているメールアドレスを光回線に引き継げる？

ADSLで使っているメールアドレスは、基本的にはSo-net提供であるNURO光に引き継げません。

どうしても今使っているメールアドレスを残したい場合は、ADSLで契約中のプロバイダが対応していれば有料プランなどでメールアドレスのみの契約ができる可能性もあります。

固定電話(アナログ電話)の番号をNURO光でんわに引き継ぐことはできる？

NURO光でんわは、番号ポータビリティというサービスを使うことでNTT発番の電話番号を引き継げます。

現在NTTの一般加入電話を使っている方はもちろん、電話番号さえNTT発番なら他の電話サービスからの引き継ぎも可能です。

壁の穴開けやビス止めなしで工事できる？

NURO光は壁に設置する光キャビネットを両面テープで固定する工事に対応しているので、壁の穴開けやビス止めなしで工事をしてもらえます。

建物を傷つけずに利用を開始できるのも、NURO光の嬉しいメリットです。

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